8.K方式
ハイアットシカゴは連泊であるので、荷物を置いてゆっくり外にでれる。
この身軽な機会に探索を充分しなくてはならない。
探索をする間にハウスキーピングが入る。
ここでK方式を実行する。
K方式とはアメニティーが豪華であった場合、
まずアメニティをすべて回収し、バックなどにしまう。
その後、ハウスキーピングやターンダウンの際に、
アメニティーが置いてあった場所にあからさまにチップを置くという作戦だ。
するとハウスキーパーも人の子、アメニティを快く補充(リプリニッシュ)してくれるというものだ。
当然使うアメニティーは前泊した他のホテルから持ってきたスタンダードアメニティを使用する。
さてK方式を実行して、外出、ダウンタウンループの中を探索する。
するとアトリュウムモールという施設を発見。
その地下に大きなフードコートがあった。
よく見ると初めに降りた地下鉄の駅Clark/Lakeに直結していた。
これは便利だ。
フードコートは基本的にチップがいらないので、
アメリカでは早めにいきつけのフードコートを確保することが重要である。
サバーロとパンダエキスプレスが海外ではよく行く店である。
サバーロはピザとスパゲッティ。少し高いが$10ぐらいが平均。
パンダは中華である。こちらは$8ぐらいで大盛り中華を食べることができる。
ランチの女王というドラマで竹内結子が、
ランチは安くて量も多いので朝夕は軽くして昼いっぱい食べるのが合理的と言っていた。
それをそのまま実行するのである。こちらの昼は日本の夜であるからますます合理的である。
サバーロもパンダエキスプレスもカードがサインレスだったのでより使いやすかった。
さてパンダで大盛り食べて、部屋にもどる。
K方式は成功したであろうかとバスルームに入ると、
なんと!アメニティーがスタンダードにダウングレードされて補充されていた。
K方式が失敗である。
このバスルームは鬼門だと思いながら、
恐る恐るジェットバスで本日の足の疲れを癒すのであった。
翌日、
朝はリージェンシークラブラウンジでモーニングを摂る。
アメリカではラウンジのドリンクを皆、躊躇なく部屋に持っていっている。
郷に入れば郷に従え、モーニングの終わりに今日の昼用のペットボトルの水を貰っていった。
さらに郷に入れば郷に従え、エレベーターがなかなか来ないので、階段で部屋に戻った。
チェックアウトの時間が来てTVリモコンでチェックアウトする。
外は小雨が降って寒かった。あまり重装備はしていないので、
雨の中長く歩くと体調が悪くなる可能性がある。
仕方なしに本日は地下鉄にて移動することにした。
本日のホテルは初日に泊まったドレイクホテルのすく傍なので、
レッドラインのシカゴ駅が近い。
レッドラインのLAKE駅から乗り2駅先のシカゴ駅で降りた。
駅をあがると目の前に24hのマクドナルドを発見。とりあえず食料は確保した。
小雨と風の町シカゴならではの強烈なビル風の中、本日のホテルへ向かう。
ANA2010ダブルスマイルキャンペーン9に つづく