国際線ダブルマイル旅行記7.宿泊記:ハイアットサマーフィールドスイーツロサンゼルスエルセグンド の続き
8.帰国
最終日朝6時30分から朝食の臨戦態勢。
こちらもコンチネンタルブレックファーストではなく、
アメリカンブレックファーストなのでここ数日の中ではいい食事ができた。
12時35分発のNH5便に乗るために9時30分にホテルを出た。
チェックアウトの際になんたらかんたらwaiting?
と聞かれたので分からなかったのでWaiting???とオーム返ししてしまった。
良く分からなかったが処理してくれたようなので気分よく、
格好つけて出るときにカルフォルニアなのでターミネータの真似をして、
I'll be back!といった。
いい待遇だったのでいつかまた来るよ、というつもりで。
しかしなぜかフロントの答えが違和感のあるOKだった。
電車に乗るために20m先のDouglas駅にいき、クレジットカードで$1.25の切符を買い、ホームで待つ。
名残惜しくホテルを眺めているとイエローキャブがホテルに入ったのが見えた。
もしや先ほどは、
タクシーを待ちますか?と聞かれたのでは?
答えは待つ?
さらに戻ります。
それでは運転手さん私のこと待っていたら申し訳ないなと思いながら、
前日にちゃんと電車で空港にいくと伝えたので大丈夫だろうと、
と言い聞かせ電車に乗り込んだ。
空港には急ぐ必要があった。
帰りのANA5便はどうもエコノミーが満席に近いらしく、
事前座席指定がエコノミーの32B(真ん中席)
スマートEチェックインでの前日変更でも24Fとど真ん中の席だった。
日本への帰国便は気流の関係で行きより時間がかかる。
すなわちこのまま行けばある意味拷問である。
当然なにかの間違いによってインボランタリーアップグレードで、
ビジネスクラスでも一向に構わないが、
ANAプラチナごときではそんな期待もできないので、
確実にプレミアムエコノミーを拾っていかなくてはならない。
そこで出発の2時間30分前に戦闘モードに入る必要があった。
Avation/LAX駅から今回4度目の使用になるタダバスLaxShuttleにのり、
トムブラットレー国際ターミナルに着く。
もう何度も来ているから慣れたものだ。
素早く事前に確認したLINE-BにあるANAカウンターのスターアライアンスゴールド列の先頭に並ぶ。
すると係員が確認しに来てくれて、並んでいる間にいろいろ聞いてくれて親切に荷物を梱包してくれた。
2時間以上前だというのにちらりと隣を見ると、
エコノミークラスの列はもう20人ぐらい並んでいた。
エコノミークラスを尻目に、1分もせず順番が来て手続きが始まる。
そして何も言わずとも予定通り通路側の18Gのプレミアムエコノミーになった。
さてアメリカ出国。
手荷物検査場は自分で自分の持ち物を押し流すシステムらしく、
係員が来るのを少し待ってしまい、後ろの方々に迷惑をかけてしまった。
またノートPCを外に出していたのだが、脱いだ靴や、カバンの下に隠れてしまったらしく、
再検査の羽目に。でもみなさん優しかった。
さて早い時間についたのでラウンジに。
LAXにはロサンゼルススターアライアンスラウンジがあった。
(スターアライアンスラウンジは2010年7月現在世界に4つしかなく、
残りはロンドンヒースロー、パリシャルルドゴール、日本の中部国際空港である。)
だいぶ広いラウンジでファーストクラスとビジネスクラスが分かれている。
トイレはすべて個室で少なくすこし使いにくい。
無線LANは無料で受付にてパスワードをもらうシステム。
食料はカップラーメンとスープ、タイ風焼きそばがあった。
ラウンジでコカコーラを飲みながら時間を過ごし、搭乗時間となる。
ラウンジから少し離れた所に搭乗口はあった。
搭乗口では15人程の優先搭乗客の列が出来ていた。
優先搭乗の多くはビジネスクラスのようだ。
さて18Gに座り、出発を待つ。
結果的に隣の18Fは空席だったので他人のトイレに席を立つことなく考えられる最高の状態であった。
最近はプレミアムエコノミーでもノイズキャンセリングヘッドホンが付いている。
ギャレーにポテトチップスが置いてあるサービスはなくなったようだが、
帰りの12時間はポテチなしでもじっくりと映画をみて過ごすことができた。
時は過ぎ、成田に到着。
すると案の定、入国審査に長い行列ができていた。
しかし自動化ゲートは2人の列。
早速3人目に並ぶと自動化ゲートのウインドウズXPがハングして使えなく、法務省の国家公務員が再起動。
申し訳ないと頭を下げられて半自動で優先的に入国した。
最近は入国時に税関申告書の提出が必要なようで、
申告書とともに手荷物の中身はホテルで貰った特大シャンプーですと申告した。
さて無事に日本に戻ってきた。
まずは先ほどの特大シャンプーの手荷物を国内線に預ける。
いつもこの時間、国内線乗り継ぎは長蛇の列だが、
ここもスターアライアンスゴールド専用カウンターで並ぶことなく手続きができた。
伊丹への荷物を預ける際にもロサンゼルスからの手荷物バーコードが通しで使えて、
さらにスムースにことが運んだ。
次は成田のANA国内線ラウンジに潜入。
ここは手荷物検査ゲートの外にあるので搭乗ぎりぎりまで粘れない。
最近は優先検査場ができたのでましになったが、
出発時刻が重なるために混む。
当然ラウンジ内も混んでいる。座る場所がない。
以前は皆さん知らなかったのでシャワーを使えたが、
最近は予約で混んで使う気になれない。
なんとかPCのある丸テーブルにすわりメロンパンをゲットして食べる。
成田/伊丹の国際線乗り継ぎ便はBoeing777-300ERなので、
機材が国際線仕様である。ここでの席は5F。
国際線ならばビジネスクラスである。
ちょうど眠くなってきたので、傾けて短い睡眠をとった。
伊丹空港に着く。荷物のピックアップは優先タグが付くが、
さすがにここではプラチナ会員ごときでは早くは出てこない。
ダイアモンド会員とファーストクラスは同じで少し早く、その次だった。
ピックアップは間違えて他人に取られてしまったが、
日本語が通じるので安心して奪い返せた。
最後にモノレールに240円かけて乗り、旅程が終了した。
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大阪発ロサンゼルス5泊7日1名
往復全日空便確定 プレミアムエコノミー
宿泊エグゼクティブルーム2泊、スイートルーム3泊
朝食5回、ラウンジ夕食2回付き
480円と364.25ドル=33263円
13128マイル使用
(参考:他外食代約5000円)
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結果的にサンタモニカのダブルツリーが高かった。
これなら読者は格安航空券の16800円で行ったほうがよかったと思われてしまう。
非常に残念な結果になってしまった。
(注:ホテルは1名宿泊でも2名宿泊でも料金は同じです。
無料特典宿泊の場合は通常2名まで宿泊できます。
ヒルトン、ダブルツリーは配偶者は別枠で1名宿泊できます。
ただし別枠特典朝食券はつきません。2枚までです。
JAFに入っているとヒルトンはさらに5%以上全米自動車協会割引になります。)
国際線ダブルマイル旅行記終わり